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2018-09-26

イラストにこめられた物語

 

渾身の一作、2019年カレンダーの絵のテーマは

 

「日本の風物と、そこにくらす人びと」。

 

気温を肌に感じながら、季節のにおいを感じながら

 

くらしをめいっぱい楽しんでいます。

 

絵の中の主人公たちを、観察してみてくださいね。

 

あなたや、あなたの大切なひとに

 

よく似たひとがいるかもしれませんよ。

         

1月:「新春寒中水泳大会」

   

   

自分がおめでたい動物だなんてつゆ知らず、

 

大はしゃぎするつるとかめ、

 

そして冷たい水をものともしないお兄さんが、

 

1年の幕あけをよろこびます。

         

2月:「冬の日課」

       

雪国にくらすこのひとの日課は、

 

毎朝近所の山を散策することだそう。

 

まっしろな雪、澄んだ青い空、

 

自然を慈しむひとの美しい姿が、そこにはあります。

         

3月:「椿の森」

       

おしゃれな女の子が、放課後に寄り道するのは、

 

春の訪れを感じる椿の森。

 

つやつやした濃い緑色と、

 

赤や白のぱきっとした色の組み合わせが、

 

とってもクールなのです。

         

4月:「ひみつの場所」

       

まっすぐ家に帰るのが寂しくて、

 

まだ肌寒い風の中を歩く。

 

見つけたのはふしぎな花畑。

 

だれかに話したら消えてしまいそうな、ひみつの場所。

         

5月:「ぼくのスワン船」

       

ぼくは休日を相棒と過ごす。

 

浮島はぼくたちをよけ、声援を送る。

 

ぼくたちは常に前に進む。

 

もうだれにもとめられない。

         

6月:「雨の遊園地」

       

雨が降り、風が吹き、

 

雷が落ち、乗り物が止まり、人がいなくなった。

 

でも、そんなことはどうでもいい。

 

遊園地に来たんだから、全力で楽しむんだ。

         

7月:「グリーンルーム」

       

サーファーにとって、美しく緑に輝く波のトンネル、

 

その名も「グリーンルーム」。

 

これを通り抜けることは、何ものにも代え難い、

 

素晴らしい体験なのだとか。

         

8月:「夏祭り」

       

この日、外に出てくる人の数ってはんぱじゃない。

 

小さな町でも「え?こんなに人いたの?」っていうくらい。

 

楽しそうで、エネルギッシュで、

 

なんだか嬉しい。

         

9月:「スーパームーン」

       

月が大きいです。

 

ずっと見つめていると、なんだか力が湧いてくるような、

 

奇妙なかんじがします。

 

うさぎはいつも通り、

 

にんじんをぽりぽり食べます。

         

10月:「ゆかいなカルテット」

       

コンサートの醍醐味は、

 

演奏している人と聴いている人が、

 

一体となって楽しむこと。

 

このカルテットは、

 

どんな素敵な曲を奏でているのでしょうか。

         

11月:「いい夫婦の日」

       

最近「◯◯の日」が増えたなあ。

 

イベントにかこつけて、たまには妻を喜ばせるか。

 

きっと、俺のことをもっと好きになるぞ。

 

お、なんだ?この猫、

 

妙に嬉しそうだな。

         

12月:「さかなのおじさん」

       

近所のおじさんは、おさかなが大好き。

 

今日も朝からたのしくふれあいます。

 

おさかなはしっぽをつかまれて、

 

すこしふてくされています。

     

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