2018-09-26
こだわりのポイント
1 デザインについて
カレンダーは、「新しい」というテーマを大切にして デザインされています。・ テーマカラーは「赤」
「赤」がカレンダーのテーマカラー。 「赤」は、新しいものに出会おうとする気持ちを表しています。 また、すべての色の中で最もパワフルで、 私たちに勇気を与えてくれる色です。 ページ上部や、リングだけでなく、 各イラストの中にも同じ「赤」が使われていますから、 ぜひ、探してみてくださいね。
・ 絵のテーマは「日本の四季と、現代の人びと」
日本に息づく風物の中で生きる人びと。 これが絵のテーマです。 時代はうつろっても変わらない四季の美しさ。 現代ならではの文化のおもしろさ。 そして、わき目もふらず人生を楽しむ主人公たち。 この世界を彩る、魅力的なひとやものを、新鮮な感覚で切り取ってえがきました。 彼らと一緒に、みなさんも冒険に出かけてみませんか。
・ 絵は「縦長」の構図
カレンダーの絵としてはめずらしい、 縦に長い構図。 このような構図は、短冊や掛け軸など、 余白や間を大切にする日本で 古くから用いられてきたものです。 これによって、絵のテーマとの融合が図られ、 現代のご家庭に合う、斬新なデザインが実現されています。
・ 表紙には「透明フィルム」と「シルクスクリーン」を使用
表紙は、透明フィルムと「シルクスクリーン」という版画の技法を用いて、 手刷りで制作されています。 表紙をめくる前までは 「2019」の文字とイラストだけが、 めくると初めの月のイラストと日付部分が 全て見えるような仕掛けになっています。 ワクワクしながら新年までの時間を カウントダウンして欲しいという気持ちが込められています。
2 機能性について
見た目の美しさだけではなく、カレンダーとしての機能性も追求されています。・日付の見やすさ
主役である絵を引き立たせるため、 日付部分の情報は最小限度に留められていますが、 文字の大きさと配列の工夫により、 見やすくデザインされています。 日付部分の背景に薄いグレーを置くことで、 目への優しさと、絵の中の白い部分を引き立たせる効果が 同時に実現されています。・ めくりやすさと保存性
めくりやすさを考えて、リング製本を採用。 2019年が終わっても完全なまま残りますので、 末永くお手元でお楽しみいただけたら、 制作者一同、これ以上の幸せはありません。

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